日本原子力学会誌ATOMOΣ
Online ISSN : 2433-7285
Print ISSN : 1882-2606
最新号
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巻頭言
時論
特集
  • 中垣 隆雄
    2020 年 62 巻 6 号 p. 312-319
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/12/01
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     持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)の達成やパリ協定を睨みつつ,世界的な脱化石化,分散化,効用の電化のメガトレンドの中,変動性再エネの主力化の期待が高まっているが,変動性再エネ導入増の本質的な課題は時空間の需給ミスマッチの解消であり,調整力の柔軟性向上と大容量のエネルギーストレージが主たる対策である。対策間の技術的な連携・補完・競合を考慮しながら,電力安定供給のための対策技術として地内・地域間連系線の増強および広域運用,火力・水力発電の出力調整機能の増強,エネルギーストレージの観点でまとめ,最後に今後の展望とCO2削減技術のリスクを述べた。

Column
報告
  • ~(1)回収可能性に対する技術的対応のあり方~
    江守 稔
    2020 年 62 巻 6 号 p. 323-327
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/12/01
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     2019年12月に開催された原子力環境整備促進・資金管理センター(以下,「原環センター」という。)の研究発表会において標題の観点から取りまとめて紹介された調査研究成果を2回に分けて報告する。本稿では第1回として,副題に示す回収可能性に対する技術的対応を扱う。

     わが国の地層処分事業に導入された可逆性およびそれを技術的に担保する回収可能性について,更なる検討が必要と考えられる事項の検討を行った。回収可能性に対する技術的な対応の観点では,今後必要となる技術的な対応を特定し,それらの対応に向けた準備や研究開発などを進めるために,「今後の技術検討の枠組み」としての整理を行った。このような整理を踏まえて,個別の研究開発課題へと展開したうえで必要な調査研究に取り組んでいる。

連載講座
  • 第1回 確率論的リスク評価の技術課題
    丸山 結, 喜多 利亘, 倉本 孝弘
    2020 年 62 巻 6 号 p. 328-333
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/12/01
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     発電用原子炉施設,核燃料施設などの原子力関連施設の安全確保において,確率論的リスク評価(PRA)が重要な役割を担っている。PRAより得られるさまざまな知見や情報が原子力関連施設の運用に関する意思決定に有用であり,自主的安全性向上活動,新検査制度などにおいて,PRAより得られるリスクの活用もなされている。一方で,PRAの評価技術についても,日本原子力学会標準委員会において,PRA手法を中心とした標準(実施基準)の整備を行うなど段階的に進展している。こういった背景の中で,「よくわかるPRA~うまくリスクを使えるために~」と題する連載講座を本稿から7回にわたって開講する。第1回は,原子炉施設および核燃料施設を対象に,内的事象および外的事象,レベル1,レベル2およびレベル3,各運転状態(通常運転時や停止時)に対するPRAについて,技術の現状および応用例,今後の技術課題や研究・開発の方向性について概説する。

  • 第2回 核セキュリティ強化に向けた取組み
    須田 一則, 木村 隆志
    2020 年 62 巻 6 号 p. 334-338
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/12/01
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     潜在的な核テロへの懸念が増大している中,国際的に核セキュリティ強化に向けて議論が行われている。今回の講座では,核セキュリティ強化に向けた国際社会の取組みと,日本の核セキュリティに係る条約およびIAEAによる勧告の国内法への反映について解説する。

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