工学院大学 東京大学
2013 年 55 巻 1 号 p. 24-28
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福島原発事故の調査・検証を行う中で多くのことを考えた。事故の本質は発電所内で起こったことばかりではなく,放射性物質の放散で多くの住民が強制的に退去させられ,帰還できずにいることにある。この事故から学ぶべきこととして失敗の道と成功の道を検証すること,起こり得ることを考えてそこから逆に何が必要かを考えること,原子力の利用を続けるならば危険なものという前提で考えること,また原子力工学関係者への期待,などを記述した。
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