福祉のまちづくり研究
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日本福祉のまちづくり学会 第10回大会記念シンポジウム報告 : 福祉のまちづくり これからの10年(全国大会第10回大会(埼玉)報告)
三星 昭宏野村 歡小山 聡子秋山 哲男尾上 浩二高橋 儀平
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2008 年 9 巻 2 号 p. 8-13

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抄録

本学会も本年で10周年を迎え、わが国の福祉のまちづくりに関わる活動、政策、研究を振り返り、これからの福祉のまちづくりに課せられた課題と展望を討論した。野村は、国や地方の施策間の連携、防災対応の必要性について、秋山は、バリアフリー新法の課題、特に人権・移動問題について、尾上は、交通バリアフリー運動の歴史とバリアフリー新法における権利規定等について、小山は、福祉のまちづくりの概念の再構築について、三星は学会活動としての研究対象のあり方、住民参加の重要性について、それぞれの主張を述べた。人権、人口動態、関連する多くの法制度の動きの中で、本学会のさらなる社会的役割・発信力の強化が討議された。

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