主催: 日本鉱物科学会
産総研
(株)レイケン
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地下水や温泉水を利用した熱交換時のスケール(付着物)対策の1手法として電気分解がある。ここでは、アルミ板を電極に用いて、水中のシリカを捕集する処理方法を検討した。1週間の通電試験で、水中シリカ濃度の低下、アルミ板の溶解が確認されるとともに、白濁物質が浮遊するのが確認された。その白濁物質は、X線では非晶質物質の特性を示し、化学分析ではSi:Alが1:7になることから、アルミの水和物あるいは水酸化物にシリカが入り込み非晶質になり、そのことにより水中の溶存シリカを捕集していると考えられる。
日本鉱物学会年会講演要旨集
日本岩石鉱物鉱床学会 学術講演会 講演要旨集
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