日本鉱物科学会年会講演要旨集
日本地質学会第118年学術大会・日本鉱物科学会2011年年会合同学術大会
セッションID: T1-07
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T1:岩石-水相互作用
Al濃度に依存するシリカ鉱物析出速度式の提案と鉱物脈形成に関する考察
*最首 花恵岡本 敦土屋 範芳
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抄録
流通式熱水実験装置を用い,シリカ鉱物析出実験を430°C,31MPaにおいて行った.反応流体のAl濃度が増加すると(0–6.7 ppm),支配的な析出鉱物はアモルファスシリカ→クリストバライト→石英と変化し,反応速度も増加した.実験から核形成の反応速度式を3次と定義し,これを表面反応の1次式とともに用いると,例えば200°CにおけるSi過飽和度Ω = 2の流体からのシリカ鉱物析出様式は,き裂幅が0.1mm幅では核形成,0.01mm幅では表面反応が支配的になることが示された.これは天然のblocky veinが幅の広いき裂において形成されることに調和的である.
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© 2011 日本鉱物科学会
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