日本鉱物科学会年会講演要旨集
日本鉱物科学会 2016年年会
セッションID: R2-01
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R2:結晶構造・結晶化学・物性・結晶成長・応用鉱物
アパタイト構造中の陰イオンチャネルのトポロジーと陰イオンの位置
*奥寺 浩樹
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抄録
アパタイト型構造を取る化合物についての結晶構造の117の検討例から構造精密化の結果が良好であると判断された53の構造について X 陰イオンの座標と A(2)3 三角形面積、O(3)3三角形面積、X 陰イオンについての bond-valence sum を比較したところ、一般的な傾向として X 陰イオン位置は A(2)6 反三角柱の中央(z = 0)で最も安定であり、O(3)6 反三角柱を構成する酸化物イオンとの反発が強い場合に z = 1/4 に向かって移動する傾向が示された。
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