新規Al2SiO5高圧相の結晶構造の決定

栗林 貴弘; 周 佑默; 大藤 弘明; 入舩 徹男

doi:10.14824/jakoka.2018.0_57

日本鉱物科学会 2018年年会

セッションID: R2-07

DOI https://doi.org/10.14824/jakoka.2018.0_57

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主催: 日本鉱物科学会

R2：結晶構造・結晶化学・物性・結晶成長・応用鉱物

新規Al₂SiO₅高圧相の結晶構造の決定

*栗林貴弘, 周佑默, 大藤弘明, 入舩徹男

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キーワード: Al₂SiO₅新規高圧相, Al₂SiO₅多形, 構造決定, 単結晶X線回折

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抄録

新たに発見されたAl₂SiO₅高圧相の結晶構造の決定を単結晶X線回折法を用いた解析によって試み、２つの新規層の結晶構造を決定した。２つの新規相は、2300-2500 Kの温度条件のもとで、14-17 GPaの圧力条件で安定なkyanite-II相と17 GPa以上で安定なkyanite-III相である。kyanite-II相、kyanite-III相の対称性は三斜晶系及び単斜晶系であり、共に酸素の最密充填構造を基本とする。

責任著者(Corresponding author)

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