医療情報学
Online ISSN : 2188-8469
Print ISSN : 0289-8055
ISSN-L : 0289-8055
原著-研究速報
核医学検査部門における情報連携システム導入実績・実態の調査報告
廣田 朝司大塚 博幸宮原 勅治四井 哲士平田 敏幸横野 重喜白山 健一穂積 剛小泉 正市川 諭
著者情報
キーワード: HIS, PACS, 核医学, アンケート調査
ジャーナル フリー

2012 年 32 巻 3 号 p. 131-137

詳細
抄録
 核医学検査分野での情報システム連携機能の実装が遅れている原因を明らかにし,情報連携機能実装に向けた課題を抽出するために行った研究である.兵庫県下の核医学検査実施医療機関を対象に,システム導入の有無・システム間連携・画像保管処理方法・放射性医薬品管理に関してのアンケート調査を行った.その結果,検査依頼から検査完了に至る各過程において,特にオーダリングを含めた電子カルテ等との情報連携が不十分である傾向を認めた.画像保存には,解析装置の画面キャプチャをDICOM化し保存する方式を多用する傾向を認めた.放射性医薬品管理は,電子化せずに伝票ベースで行っている施設を多数認めた.これらは核医学検査のもつ特殊性・多様性から生じた運用であると考えられた.
著者関連情報
© 2012 一般社団法人 日本医療情報学会
前の記事 次の記事
feedback
Top