要旨:
〔目的〕本研究の目的は、ベッドメイキング時のボディメカニクスの活用状況について、対象者が模範動画と比較した自己評価の内容と対象者の動画を分析し、ボディメカニクスの習得に関する教育的な示唆を得ることである。
〔方法〕対象者が練習7回後(T1)と最終提出(T2)に実施した動画と模範動画とを比較した自己評価シートと対象者の動画からボディメカニクスの活用状況の変化を分析した。動画解析ソフトを用いて前傾角度、膝関節角度、脊柱の後彎の有無を分析した。
〔結果〕T1−T2と模範動画の比較では対象者の自己評価はボディメカニクスの活用状況が1%水準で有意に改善された。前傾角度の平均はT1の43.11°からT2は34.06°に改善し、5%水準で有意差が認められた。
〔考察〕対象者の前傾角度はT2では腰部負担の少ない30°に近づいた。動画を視聴し模範動画と自身の姿勢を比較し振り返りをすることにより、ボディメカニクス習得について一定の学習効果が得られた。