〔目的〕コロナ禍実習における実習評価の実態について明らかにする。
〔方法〕看護系大学教員を対象に無記名のWeb調査を実施。
〔結果〕95人(回答率15.9 %)から回答を得た。約70%の人は、評価項目や評価基準は適当であった、総括的評価の時期は適切であった、実習形態の変更に応じた実習評価ができたと認識していた。しかし、到達困難な実習目標「あり」群43人(82.7%)と評価方法変更「あり」群21人(75.0%)は、評価が難しい(悩む)評価項目「あり」が有意(p<.01)に多かった。課題として【臨地実習ができない状況での実践力の評価】【異なる実習形態における公平で妥当な評価】を抽出した。
〔考察〕コロナ禍実習においては、実践力の評価や公平で妥当な評価の在り方に課題があることが示唆された。有事に備えて代替実習に応じた実習目標を設定し、実情に即した評価の在り方を探究することが重要と考える。