日本在宅看護学会誌
Online ISSN : 2760-5019
Print ISSN : 2187-168X
原著
医療依存度の高い子どもと母親の在宅移行初期における訪問看護師による支援ニーズの把握方法
若林 麻里, 佐藤 朝美
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2023 年 11 巻 2 号 p. 26-36

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抄録

目的 : 医療依存度の高い子どもと母親の在宅移行初期における訪問看護師による支援ニーズの把握方法を明らかにする。

方法 :子どもの訪問看護を実践する訪問看護師6名に半構造化面接を行い、質的帰納的に分析した。

結果 : 訪問看護師は、【初回訪問時、母子の様子から緊張感と安心感を把握する】、【子育てや急変時の方針は、初回訪問時に敢えて聞いて把握する】【母親の言動から、任された子どもの生命を守りきれない不安や怖さを把握する】、【子どものケアと生活のバランスや母親の言動から、母親の葛藤を把握する】、【子どもの状態や人とかかわる様子から、子どもらしく過ごせているかを把握する】を行っていた。

結論 : 訪問看護師は、在宅移行初期にある母子の状況を推察した上で、母親の様子や言動から体験を引き出し、母子関係構築状況だけではなく、生活の結果として「子どもらしく過ごせているか」の視点から母子の支援ニーズを把握していた。

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© 2023 一般社団法人日本在宅看護学会
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