目的:通所介護における看護職の実践と役割を文献から明らかにすることで、通所介護の看護職の役割と役割遂行のために必要な能力と課題について示唆を得る。
方法:医学中央雑誌Web版Ver.5・CINAHL・PubMedを用いてキーワード(通所介護・デイサービス・看護)検索した。 385文献から通所介護における看護実践について記載されている文献10件を分析対象とし、看護実践について記載されている内容を抽出し質的に分析した。
結果:87コードが抽出され、7つのカテゴリ【日常的な健康管理】【利用者に合わせた日常生活の援助と関わり方】【医療的ケア】【機能訓練】【家族支援】【多職種連携】【管理・運営】が明らかとなった。
結論:通所介護における看護職の実践に必要な能力は、対象者の異常を早期発見するための観察力やアセスメント力、医療職以外が理解できる表現をするなどのコミュニケーション能力であり、そのために医学的な知識と技術が必要であることが明らかとなった。 看護職が相談できる環境や研修会に参加する環境を整えることが課題である。