京都大學動物學教室
1948 年 2 巻 p. 45-54
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1 オオミズスマシは葡萄糖に給食訓練することができる。この場合訓練曲線の經過には, 水波の刺戟に封する反應に關係ずけられる個體差が認められる。2 葡萄糖に訓練されたミズスマシは蔗糖や果糖にも反應する。閾値はいつぱんに私たちと大差がないが, 葡萄糖に對する感度が大きいことは注目に値いする。3 糖以外の味覺物質には反應しないか, またはむしろこれを忌避する傾向がある。糖に對する味覺は單なる滲透壓の感覺ではないし, また他の甘味物質によつて混同されないものである。
動物心理
動物心理学研究
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