帝京大学医真菌研究センター 帝京平成大学健康メディカル学部健康栄養学科
帝京大学医真菌研究センター
2012 年 43 巻 3 号 p. 199-210
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かおりのある植物精油を用いたアロマセラピーは,近年,代替医療のーつとして感染症に対する効果に大きな注目が集まっている.精油は,既存の抗真菌剤にはない特徴を有しているが,その代表的なものに揮発性がある.精油は,真菌に直接接触できなくても,揮発成分の拡散により,抗真菌効果を示すことが可能である.また,感染症で臨床的に問題となる炎症症状をも抑制することができる.これらより,表在性真感染症に対する新たな治療法としての精油の有効性が期待される.
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