理論応用力学講演会 講演論文集
第54回理論応用力学講演会 講演論文集
セッションID: 1D09
会議情報

OS21-1: 大気と海洋の流体力学1
Thompsonメカニズムに関する数値実験
*和方 吉信山根 ゆり
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

金星大気の高速風を説明するものとしてThomson メカニズムが提唱されている.Thompson(1970)は,高速流の生成の他にも,初期条件による解の多重性など地球流体力学的に興味ある結果を示している.しかし,彼のモデルは鉛直にわずか5層しかないので,本実験では高分解能モデルでその再現性を調べた.また,不安定の仕組みや多重解の存在などを,自由度を落としたスペクトルモデルからも調べた.  

著者関連情報
© 2005 日本学術会議メカニクス·構造研究連絡委員会
前の記事 次の記事
feedback
Top