主催: 第55回理論応用力学講演会運営委員会
共催: 応用物理学会, 化学工学会, 地盤工学会, 土木学会, 日本応用数理学会, 日本船舶海洋工学会, 日本風工学会, 日本機械学会, 日本気象学会, 日本計算工学会, 日本建築学会, 日本原子力学会, 日本航空宇宙学会, 日本地震工学会, 日本数学会, 日本物理学会, 日本流体力学会, 日本レオロジー学会, 農業土木学会
レーザ超音波試験において、超音波の励起に用いられるパルスレーザの特性を明らかにする。パルスレーザにより励起される弾性波動場を、熱弾性方程式に支配される初期値境界値問題を解き求める。アルミニウム供試体の表面における法線方向の粒子速度を数値的に求め、数値解とレーザ干渉計により計測された実験値を比較し、供試体に吸収された熱エネルギー量とパルスレーザの強度分布を決定する。また、境界積分方程式法による数値解析を行い、クラック等の散乱体が存在する領域における、パルスレーザにより励起される弾性波動場を数値的に表現できる事を示す。