理論応用力学講演会 講演論文集
第55回理論応用力学講演会 講演論文集
セッションID: 1D08
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OS23-2:設計問題における固有値解析2
有限要素法による流体-構造強連成共振制御形状同定
*松本 純一
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抄録

流体は構造物に動的挙動を与える主要な問題のひとつであり、構造の挙動と流体の挙動とが連成する問題は工学の分野に数多くある。流体_-_構造連成問題の現象は、流体の流況と構造物の断面形状や柔軟性によってさまざまに異なる挙動を示す複雑な現象となっている。本研究では、流体_-_構造強連成問題の共振現象に着目し、流体に関する固有振動数と構造物の固有振動数を固有値の制御問題として扱うことを提案し、大規模並列三次元解析にて共振制御形状同定解析を行ないその有効性を検証する。

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© 2006 日本学術会議メカニクス·構造研究連絡委員会
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