主催: 日本学術会議「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
共催: 応用物理学会, 化学工学会, 地盤工学会, 土木学会, 日本応用数理学会, 日本船舶海洋工学会, 日本風工学会, 日本機械学会, 日本気象学会, 日本建築学会, 日本原子力学会, 日本航空宇宙学会, 日本地震工学会, 日本数学会, 日本物理学会, 日本流体力学会, 日本レオロジー学会, 日本伝熱学会, 日本計算工学会, 農業土木学会
鳥や昆虫の飛翔メカニズムは高いエネルギー効率とともに垂直離着陸性,急旋回性等の高い飛行性能を持つことが知られており,これを模倣した小型人工飛翔体は複雑な地形や極限環境等での探査において非常に高い性能を発揮すると考えられる.しかしながら生物の飛翔メカニズムは未だ十分に解明しきれているとは言えない.このような生物の飛翔メカニズムは進化あるいは成長の過程で最適化されたものであると考えることができ,生物と同等あるいはそれ以上の飛行性能を実現するためには飛翔に最適な運動の方法を知る必要がある.そこで本研究では計算機シミュレーションを用いた羽ばたき人工飛翔体の運動最適化に関する基礎的検討を行う.