主催: 日本学術会議 機械工学委員会・土木工学・建築学委員会 合同IUTAM分科会
共催: 応用物理学会, 化学工学会, 地盤工学会, 土木学会, 日本応用数理学会, 日本風工学会, 日本機械学会, 日本気象学会, 日本計算工学会, 日本建築学会, 日本原子力学会, 日本航空宇宙学会, 日本材料学会, 日本地震工学会, 日本数学会, 日本船舶海洋工学会, 日本伝熱学会, 日本物理学会, 日本流体力学会, 日本レオロジー学会, 農業農村工学会
導体円板の軸対称条件下での電磁熱弾性曲げ問題の数理解析を取り扱った.正弦的に時間変化する一様な磁束が導体円板の板厚方向に通過する場合を想定した.磁束の周期的変化により発生する渦電流損による円板の軸対称非定常温度変化の解析解をLaplace変換とGreen関数を用いて導出した.軸対称非定常温度変化と半径方向のローレンツ力を受ける円板に対する電磁熱弾性基礎方程式を定式化し,半径方向変位,たわみおよび応力の解析解を全周単純支持条件の下で導出した.表面での熱伝達条件の変化による円板の電磁熱弾性挙動を数値計算により検討した.