既設構造物の信頼性評価におけるaleatoryとepistemicに関する基礎的考察

吉田 郁政; 秋山 充良; 鈴木 修一

doi:10.11345/japannctam.58.0.208.0

第58回理論応用力学講演会

セッションID: 2H01

DOI https://doi.org/10.11345/japannctam.58.0.208.0

会議情報

主催: 日本学術会議　機械工学委員会・土木工学・建築学委員会　合同IUTAM分科会

共催: 応用物理学会, 化学工学会, 地盤工学会, 土木学会, 日本応用数理学会, 日本風工学会, 日本機械学会, 日本気象学会, 日本計算工学会, 日本建築学会, 日本原子力学会, 日本航空宇宙学会, 日本材料学会, 日本地震工学会, 日本数学会, 日本船舶海洋工学会, 日本伝熱学会, 日本物理学会, 日本流体力学会, 日本レオロジー学会, 農業農村工学会

OS25-1 土木・建築・機械構造物の信頼性設計

既設構造物の信頼性評価におけるaleatoryとepistemicに関する基礎的考察

*吉田郁政, 秋山充良, 鈴木修一

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キーワード: データ同化, 更新, RC構造物, 劣化

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抄録

信頼性解析において2種類の不確定性，aleatory（偶然による）とepistemic（知識の不足による）の概念が取り上げられることが多い．既設構造物の信頼性解析ではなんらかの観測，検査情報を反映させる必要があり，その信頼性評価におけるaleatory（偶然による）とepistemicの取り扱いの違いは明確な違いがある．epistemicは更新させるべきであるが，aleatoryは更新させるべきではないと著者は考える．本報告ではSequential Monte Carlo simulation (SMCS)を用い，RC構造物の塩害劣化を対象として3種類の限界状態超過確率の評価の更新例を示す．その際のepistemicとaleatoryの取り扱いの違いについて論じる．

責任著者(Corresponding author)

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