亀裂進展現象を記述するフェーズフィールドモデルについて

木村 正人; 高石 武史

doi:10.11345/japannctam.59.0.149.0

第59回理論応用力学講演会

セッションID: 3C02

DOI https://doi.org/10.11345/japannctam.59.0.149.0

会議情報

主催: 日本学術会議　機械工学委員会・土木工学・建築学委員会　合同IUTAM分科会

共催: 応用物理学会, 化学工学会, 地盤工学会, 土木学会, 日本応用数理学会, 日本風工学会, 日本機械学会, 日本気象学会, 日本計算工学会, 日本建築学会, 日本原子力学会, 日本航空宇宙学会, 日本材料学会, 日本地震工学会, 日本数学会, 日本船舶海洋工学会, 日本伝熱学会, 日本物理学会, 日本流体力学会, 日本レオロジー学会, 農業農村工学会

OS21　破壊力学の理論とその応用

亀裂進展現象を記述するフェーズフィールドモデルについて

*木村正人, 高石武史

著者情報

キーワード: 亀裂進展, フェーズフィールド, 数値シミュレーション

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抄録

2次元等方弾性体からなる平板の面外変形における亀裂進展を記述するフェーズフィールドモデルを提案する．このモデルは Francfort-Marigo の提案したエネルギーを元に、正規化されたエネルギーの勾配流として導出される．このモデルでは面の変位と亀裂領域を表すフェーズフィールドという2つのスカラー変数に対する反応拡散方程式になっており，既存の数値計算スキームでの解析が容易であるのみならず，理論解析から亀裂進展に関する多くの知見が得られることが期待される．

責任著者(Corresponding author)

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