主催: 日本学術会議 機械工学委員会・土木工学・建築学委員会 合同IUTAM分科会
共催: 応用物理学会, 化学工学会, 地盤工学会, 土木学会, 日本応用数理学会, 日本風工学会, 日本機械学会, 日本気象学会, 日本計算工学会, 日本建築学会, 日本原子力学会, 日本航空宇宙学会, 日本材料学会, 日本地震工学会, 日本数学会, 日本船舶海洋工学会, 日本伝熱学会, 日本物理学会, 日本流体力学会, 日本レオロジー学会, 農業農村工学会
ハードセグメントおよびソフトセグメントがそれそれナイロン12(PA)およびポリエーテル(PE)から構成された一連の熱可塑性ポリアミド系エラストマーの構造と粘弾性特性を調べた。固体状態では、PAとPEの組成に依存した不均一な組織構造を示すことが分かった。一方、溶融状態においては、不均一な組織構造を有する液体に特徴的な長時間緩和機構が観察でされなかった。PAとPEセグメントの相溶性が良いために、溶融状態においてポリマーの内部に不均一な組織構造が形成されないことがわかった。