理論応用力学講演会 講演論文集
第63回理論応用力学講演会
セッションID: OS06-OS14-03-04
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OS06/OS14 合同 メンテナンスのための力学問題と逆解析/逆問題解析とデータ同化の新展開
繰り返し圧縮荷重下における非線形超音波法およびAE法を用いたコンクリートの損傷評価
*金井 淳丸山 泰蔵廣瀬 壮一
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抄録

現在、日本には高度経済成長期に建設されたコンクリート構造物が数多く存在し、それらは耐用年数を迎えようとしている。そのため、コンクリート材料に対する非破壊検査手法の早急な開発が強く望まれている。中でも超音波法は安全であらゆる現場で手軽に扱うことができ、コンクリート構造物に適用しやすいと考えられる。そこで、閉じた亀裂に大振幅の超音波を入射し,亀裂面の開閉や摩擦といった動的作用を誘発させることによって発生する高調波から亀裂の評価を行う非線形超音波法に着目した。本研究では,非線形超音波法を用いた普通コンクリート及び、鋼繊維補強コンクリートのひび割れ評価手法の開発を目的とし、繰り返し一軸圧縮試験に伴う亀裂の発生・進展と、透過法を用いた時の受信波に含まれる非線形成分の関係性を考察する。また、亀裂の発生・進展を定量的に評価するためにアコースティック・エミッションも同時に計測し、累積AEヒット数の結果と非線形成分の相関を調べる。

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© 2014 一般社団法人日本機械学会
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