理論応用力学講演会 講演論文集
第51回理論応用力学講演会 講演論文集
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GS1-2 固体力学
分布を表示する超関数
小林 保
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p. 116

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抄録
 構造力学における荷重は単位の異なる3種類がある。超関数を用いればこれらを統合して表示でき、集中力はディラック関数の特異点で表示される。超関数の理論は、ディラック関数の特異点について、「関数値は存在しない。」と説明するのみであり、集中力の存在感が希薄になっている。筆者は、超関数の特異点の特徴を「定積分の集中」と把握することを提案する。これを用いて、「関数擬値」を定義し、「材軸線に沿う座標と関数擬値の対応」により、荷重の分布を表示する。
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© 2001 日本学術会議メカニクス·構造研究連絡委員会
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