2015 年 80 巻 6 号 p. 474-481
石油・天然ガスの開発におけるHSEリスクマネジメントは, 安全重視のデザイン, 適切な技術の適用, 多重安全システムの導入などで達成されるが, 中でも操業段階におけるHSEマネジメントは、実際に可燃性の油ガスが生産設備内を流れているという点で, 求められるリスクコントロールのレベルが探鉱・開発段階と比べて一段と高いものとなる。
シンポジウムでは、Pagerungan FieldおよびTSB Fieldという海洋の2つのガス田の開発・生産操業にかかるHSEマネジメントの実際、およびLessons Learnedを紹介した。