2017 年 25 巻 2 号 p. 33-43
2015年7月17日から21日の5日間にわたって,立命館大学朱雀キャンパスにおいて,立命館大学と京都大学をホスト開催校として,NPO法人日本シミュレーション&ゲーミング学会(Japan Association of Simulation & Gaming: JASAG)と国際シミュレーション&ゲーミング学会(International Simulation & Gaming Association: ISAGA)の共同開催により,ISAGA/JASAG2015が盛会のうちに開催された.
今回のISAGA/JASAG2015の大会テーマは,“Hybrid Simulation and Gaming in the Network Society(邦題:ネット社会におけるハイブリッド・シミュレーション&ゲーミング)”であった.大会テーマに即した全体セッションでは,5本の基調講演が行われ,毎回ともに今後のシミュレーション&ゲーミングのあるべき姿について白熱した議論が行われた.
大会開催までに,厳密なピアレビューによる事前査読と修正後,再提出が行われ,シミュレーション&ゲーミングに関するさまざまな研究報告が行われた.世界中より,論文を基にした口頭発表が45件,ポスター発表が22件,ゲームプレーセッションが17件,大会テーマに即した企画提案されたスペシャルセッションが3件と活発な学術面から実務面までの国際学術交流が行われた.参加者は,約30カ国から200名以上の研究者,専門家,実務家や企業の方が参加された.大会プログラムのそれぞれのセッションでは,Education,Planning & Policy,Psychology and Communication,Business, Marketing and Organizational Behavior,Hybrid Simulation & Gaming,Literacyの6つのセッションで,研究発表と討議が行われた.これらの白熱した口頭発表,ポスター発表については覆面の審査員が会場で評価を行い集計されて,ポストプロシーディングスのスクリーニングとともに,ISAGA/JASAG2015の優秀賞が選定された.