日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第47回研究大会
セッションID: PIc1
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代表者:関根久雄(筑波大学)
チュニジア政府開発政策と革命後の農民暴動
ローカル・コンテクストからの開発と感情の一考察
鷹木 恵子
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抄録
チュニジアでは1980年代後半から1990年半ばにかけて構造調整の一環として国営農場の民営化が実施された。本研究ではその対象となった南部ジェリード地方のオアシス地帯を対象として、この地域の土地なし農民たちがその政策をどのように受け止め、なぜ農民暴動をその政策の実践過程ではなく、2011年のチュニジア革命後に起こすこととなったのかを、開発と感情、特に感情の背景にある論理あるいは意味の編み目に注目にして考察を試みる。
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