主催: 日本文化人類学会
京都女子大学
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本発表は、パキスタン人男性と結婚した日本人女性が国境を越えて形成する「家族」の軌跡を明らかにしたうえで、そのプロセスにおける日本人女性の家庭内役割の変容について考察することを目的とする。とくに、ムスリムとして養育、親の介護、収入獲得活動の3つの役割に焦点をあて、これらの役割を日本人女性がどのように意味づけ、実践し、それが、国境を越えた「家族」という関係の再編にいかにつながっているのかを検討する。