主催: 日本文化人類学会
京都大学大学院農学研究科
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南米ペルー・アンデス地域ティティカカ湖で浮島生活を展開してきた先住民「ロス・ウロス」社会においては近代国家の制度拡充の中、現在、身分証明書が広範に普及している。本報告においては、先住民の生活領域内外への国家介入の諸相(出生・婚姻・死亡登録官の送り込み、身分証明書携行義務違反者の強制連行など)を踏まえつつ、身分証明書普及に至るまでの歴史的展開を素描し、既存の「共同体」概念に考察を加える。
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