主催: 日本文化人類学会
東京大学
p. C10-
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ベトナムの村落では、国内移民の増大にともない、高齢者が地元のむらに取り残される、あるいは、自ら独居を選択する状況が顕著になっている。この報告では、息子と夫の祭壇のケアを独居の理由として語るある高齢女性をとりあげる。そこから、高齢者の居住地選択の幅が拡大するなかで、選択の「いいわけ」のレパートリーが増大しつつある状況、とりわけ高齢者がケアの与え手として自己表象するようになっている状況について論じる。
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