主催: 日本文化人類学会
国立民族学博物館
p. G07-
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本報告では、月経についての観念がどのように変化しているのかを、月経処置法の伝承者と伝承の内容に注目して検討することを目的とする。調査対象としたのはパプアニューギニア・アベラム社会である。報告では、月経処置法の伝承者が母から上級生や友人、教師に変化していること、伝承内容にも変化があることを示す。伝統的には月経はヤムイモ栽培との関係において忌避されていたが、伝承者の変化に伴い羞恥心が意識されるようになったことを明らかにする。
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