日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
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日本文化人類学会第55回研究大会
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分科会3 記憶と慰霊を媒介にした社会の新しい形―東日本大震災10年目の被災地をめぐって―
記憶と慰霊を媒介にした社会の新しい形
東日本大震災10年目の被災地をめぐって
*高倉 浩樹
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キーワード: 災害, 記憶, 慰霊, 東日本大震災
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p. A07-

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抄録
2011年3月の東日本大震災を契機に、日本における人類学あるい日本についての人類学の双方において、災害人類学は重要な研究領域となった。この間少なくない研究者が重要な研究成果を多岐にわたる視点から発信してきた。本分科会では、そのなかで慰霊や震災記憶めぐる研究に焦点を当てる。遺体・遺構などをめぐる対応や被災地の場のもつ意味について民族誌的理解を提示しながら、記憶は社会をどう変えるかについて考察する。
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