日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第55回研究大会
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分科会9 ネオリベラリズムの人類学ー新しい日常でも考える
ネオリベラリズムの人類学
新しい日常でも考える
*田沼 幸子
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p. G06-

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抄録
本分科会の目的は、新しい日常においても引き続きネオリベラリズムを人類学的に考えることである。感染症の拡大は、改めて世界が結びついていることを実感させた。同時にネオリベラリズムが推進してきた経済成長至上主義のひずみが、感染症を生じさせ広めたという批判や、従来の生活様式への反省が広まった。人類学者を含む研究者も、研究以前にすでにこの状況を起きており、私たち自身をも分析に取り込みつつ各地の文脈で理解する必要があるだろう。
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