主催: The 56th Annual Meeting of the Japanese Society of Cultural Anthropology 日本文化人類学会第56回研究大会
同志社大学 https://ror.org/01fxdkm29
p. B04-
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返還をもとに戻すこととして考えるなら、その「もと」という原型とは何かということが問題になる。しかし返還という運動において問われているのは、略奪がいかなる状況であり歴史なのか、そして略奪がいかなる痕跡を刻み続けてきたのかということではないだろうか。本報告では、歴史において刻まれてきた痕跡を見出し、そこに略奪とは異なる歴史性を獲得する営みとして「返還の思想史」を考えてみたい。
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