主催: The 56th Annual Meeting of the Japanese Society of Cultural Anthropology 日本文化人類学会第56回研究大会
国立情報学研究所 https://ror.org/04ksd4g47
p. B06-
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従来の研究において、人間の言語は、個人が内面化する閉鎖的なシステムと捉えられてきた。一方近年では、話者が用いる記号的資源の多様性と、その周囲の環境への「分散」に注目する研究も登場してきている。本発表では、フィジーのろう者による手話を中心とする相互行為を、この「記号の分散」という観点から考察し、言語を個人が内面化する閉鎖的なシステムとして捉える従来の言語観に対して手話研究の立場から反証を提示する。
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