日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第57回研究大会
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個別発表(D会場)
伝統織物のデザインとその剽窃行為に関する一考察
グアテマラ・マヤ先住民族女性の織り手たちの事例より
*本谷 裕子
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p. D22-

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抄録
グアテマラのマヤ先住民族の女性の織り手たちによる創造品(織物と伝統衣装)とその集団的知的財産権保護の見地から、当発表ではマヤ集落内(あるいは集落間)でおこなわれるデザイン(紋様)の複製行為に着目する。そして、デザイン(紋様)の複製が認可されるケースと剽窃と見なされるケースとを比較検討し、マヤ女性の織り手たちが共有するデザイン(紋様)の複製に関する不文律とその論理を解明する。
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