日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第57回研究大会
会議情報

個別発表(F会場)
南西アラスカにおける「財宝」の起源と神聖性
アリュートとユピック社会における狩猟帽
*野口 泰弥
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. F02-

詳細
抄録
本発表では南西アラスカのアリュートとユピック社会で用いられた狩猟帽を比較することで、狩猟採集民社会における財宝の性質と起源について考察する。結論として財宝は社会の複雑化に伴い出現するが、より平等主義的な社会でも見られる「聖物」から発展していると主張する。北方狩猟民の大型獣狩猟は神聖性を帯びており、狩猟採集社会では大型獣狩猟に関係する物品が聖物化し、財宝化していくというプロセスが見出せる。
著者関連情報
© 2023 著作権は日本文化人類学会に帰属します。
前の記事 次の記事
feedback
Top