日本文化人類学会研究大会発表要旨集
Online ISSN : 2189-7964
ISSN-L : 2189-7964
日本文化人類学会第58回研究大会
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個別発表(E会場)
秩父夜祭における「囃し手」という役割に関する考察
本町の「襦袢着」を事例として
*馬 斐斐
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p. E14-

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抄録
秩父夜祭において、屋台・笠鉾の正面に乗り、昼は扇子、夜は提燈を振りながら、屋台の運行に合わせて、「ホーリャー、ホーリャー」と囃し、屋台の上から曳き子の威勢をつける役割は囃し手という。本町は囃し手を襦袢着と呼ぶ。本発表は本町における襦袢着の選定、順位つけなど複数の側面から考察し、祭りにおける町内社会の形成を論じるものである。
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