安全教育学研究
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仙台市内の非津波被災地域における学校防災教育の効果検証の試み
― 東日本大震災の経験をふまえて ―
村山 良之
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2013 年 12 巻 2 号 p. 37-46

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抄録
筆者らは、2007年8~9月、仙台市立K小学校5年生を対象に、12時限の防災ワークショップ(特別講義、まちあるき、防災地図の作成)を実施した。2011年9月、K小学校のほとんどの生徒が進学した仙台市立G中学校3年生を対象に、アンケート調査を行った。その結果、防災ワークショップは、「とても」または「少しは役に立った」とする者が2/3を超え、おおむね肯定的な評価を受けた。具体的な防災行動について、G中学校3年生のうちK小学校卒業生と他校卒とを比較しても、大震災以前から防災対策を行っていた率が高い傾向が認められた。全体としてK小卒の方が防災への意識が高く事前の防災行動もより充実していたと評価できる。しかし、5年生時の授業から大震災までに3年半を経てその内容を忘れたという生徒も存在する。防災教育を学校カリキュラムに組み込んで、児童生徒がその発達段階に応じて系統的かつ継続的に学べるようにすることが必要である。
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