近畿大学工学部
広島大学工学部
広島修道大学商学部
1992 年 48 巻 10 号 p. 727-732
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本論文では、特に音環境システムにおける状態推定問題に着目し、音環境での評価や対策がそれぞれデシベル変量やエネルギー変量でなされることから、両変量間の関連性を踏まえた新たなディジタルフィルタを導出している。その際、この関連性や現象の複雑さにも簡易的に対処できるよう、ラプラス変換型特性関数の導入の下で解析を進めることにより、新たな一状態推定法を設立している。更に、本理論を室内音響における実測データに適用して、実験的にもその有効性を確認している。
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