抄録
本論はWilbur and Patschke(1998)で報告されているようにASLにおける身体傾斜(body lean)が構成素にいかにフォーカスするかという問題を論じ、類似的な非手指によるフォーカス方略のJSLにおけるデータを検証する。一般に手話のフォーカス方略タイプは音声語と同じチャンネルを用いるが、フォーカスのタイプはその言語特有のさまざまな方法によるフォーカス・パターンを生じさせるように思われる。ASLとJSLのパターンの比較はこの発声方法がモードによって決まっているのではないことを示す。今後の研究への話題も提供した。