音楽芸術マネジメント
Online ISSN : 2758-1098
韓国無形文化財保護制度の現状分析と今後の在り方
民俗芸能(ノリ)を事例として
沈 民珪
著者情報
ジャーナル フリー

2009 年 1 巻 p. 115-125

詳細
抄録
本稿は、韓国の無形の文化財に対する保護制度に関し、特に韓国の各地域に散在している非指定の無形の文化財の保護問題に着目し、現制度の実態を検討・分析し、問題点を明らかにすることを目的とする。この際、無形の文化財が多い江原道の民俗芸能を事例に取り上げて調査し、それをもとに、現行の保護制度の実態を明確に捉えることを試みる。そして、このような問題点の分析と事例の研究を踏まえ、韓国の無形の文化財の保護制度が抱えている課題と解決方案について検討し、韓国の無形の文化財保護制度における今後の在り方を考察する。
著者関連情報
© 2009 本論文著者
前の記事 次の記事
feedback
Top