抄録
本研究では、実際にある企業で行なわれている受注処理業務を対象として、そこで行なわれている仕事を分析・改善するフレームワークを提案する。具体的には、対象とする仕事を、各主体が行なう作業ステップと主体間での情報のやりとりで構成されるフロー図に記述し、仕事の終わりの状態と始めの状態の差として必要不可欠な作業ステップを抽出し、それらの作業ステップで用いられている情報項目に着目することで、不必要な情報フロー・情報項目を排除したり、必要不可欠な情報フロー・情報項目だけで構成される仕事を設計する方法を提示する。このフレームワークは、情報システムの機能分析・設計のガイドとしても有効なものである。