近年スキー場では利用客の減少が進み、スキー業界が縮小傾向にある。さらに、産業の縮小によって閉鎖を余儀なくされるスキー場も少なくない。その中で近年では、各スキー場で利用客誘致のための工夫やサービスが考案されてきている。どのサービスも年代別にターゲットを絞り、実施されているものが多くみられる。そのことから昨今消費活動の中心としてとらえられている40~50代の女性、いわゆる「大人の女性」をターゲットとし、ICTによるサービス提供ができないかと考えた。スキー場における「大人の女性」の行動パターンを分析し、適切な情報の提供することを目的とした研究を行っていく。