抄録
日本のインターネット広告費は1兆円を超え、マーケティングにおいて欠かせない存在となっている。中でもブランド領域(=動画広告やプレミアム広告)の拡大により、テレビCMのような「ブランド広告」が増えてきた。リサーチでのみ計測可能な「ブランド広告」の評価指標は、リアルタイムに計測することができず、評価指標の動向を見ながらリアルタイムに最適化することが可能なインターネット広告において、キャンペーン期中の最適化に活かすことができなかった。これらの背景から、「ブランド広告」の評価指標を、リアルタイムに近いレベルで計測可能なリサーチサービスを開発した。本稿では、そのサービス事例を紹介する。