主催: 一般社団法人経営情報学会
会議名: 2021年全国研究発表大会
開催地: 武庫川女子大学 経営学部(公江記念館)
開催日: 2021/11/13 - 2021/11/14
厚生労働省によると,ヘアサロン数は年々増加し,令和元年度末で25.5万店舗近くに上る.一方,低価格化や店舗のスイッチングが深刻化し,経営上の問題も多い.そのような状況で,施術サービスに加え店販商品の購入を促すことは,経営上重要な施策である.本研究では,ヘアサロンチェーンを対象に来店間隔と店販商品購買を分析し,来店間隔を考慮した購買予測を行う.具体的には,階層ベイズ生存時間モデルにより来店間隔をモデル化し,来店確率予測を行う.次に,階層ベイズロジットモデルにより来店時の店販購入を予測する.また,個人差を考慮しないモデルと分析精度を比較する.分析結果をもとに,来店間隔および店販商品購買に影響を与える要因を把握する.