主催: 一般社団法人経営情報学会
会議名: 2021年全国研究発表大会
開催地: 武庫川女子大学 経営学部(公江記念館)
開催日: 2021/11/13 - 2021/11/14
ビジネス環境の変化の中、HRテックと呼ばれる新しい人事手法が広がり、働き方改善への効果が期待されている。働き方改善には、ワーク・エンゲイジメントとバウンダリー・マネジメントへの取り組みが重要である。本研究の目的は、営業員の資質と余暇行動の関係を明らかにすることである。Web調査で収集したデータを用いて、ロジスティック回帰分析による分析を行った。分析の結果、創作活動と自己啓発活動が、営業員の適性と関係があることがわかった。また、自己評価の高い人と自己評価の低い人とのあいだには、余暇行動に違いがあることがわかった。本研究では、余暇行動の分析が営業員の資質を理解する上で有効であることを明らかにした。