2010 年 7 巻 p. 24-33
【目的】全寮生活下にあって運動部活動に専念する高校生女子アスリートの精神健康度を把握し、結果を長期的展望に立った指導を行う際の資料として役立てること。
【方法】某女子高校運動部に在籍期間中の3年間、毎年調査に参加することが出来た39名からの結果を集計した。心理検査としてType A行動パターン、NEO-FFI、SCIおよびPOMSを採用した。
【結果】1年次に比べ3年次では経験に基づいた理知的なストレス対処行動を行う傾向がみられた。Type A行動パターンにみる競争心が強いことや、自己抑制の傾向が過剰な者、また逃避的なストレス対処行動を行う者は精神健康度を害する恐れが示唆された。
【まとめ】心理検査によって精神健康度を見通しながらの対応が可能であろう。