日本テレワーク学会誌
Online ISSN : 2433-1945
Print ISSN : 1347-3115
パンデミック時におけるテレワークの研究 : 2003年SARS発生時のテレワーク事例の検討(<特集>事業継続計画(BCP)とテレワーク)
眞崎 昭彦
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2010 年 8 巻 2 号 p. 11-16

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抄録

テレワークは新型インフルエンザ対策の柱として期待されている。本稿では、パンデミック時のテレワークを検討するための先行事例として、2003年のSARS(重症急性呼吸器症候群)流行時に事業継続のためテレワークが活用された事例を収集・分析した。その結果、SARS対策として行われたテレワークは、実施の狙い・目的などによりいくつかの類型が存在することや、通常のテレワークとは異なる特徴があることなどがわかった。これらの知見はパンデミック時のテレワークを検討する上で貴重な示唆となると考えられる。

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© 2010 日本テレワーク学会
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