長崎どうぶつ病院
2018 年 10 巻 1 号 p. 38-43
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尿管閉塞でSUBが報告されている。結石摘出と同時にSUBを行った症例〈解除群〉と尿管閉塞のままSUBを行った症例〈非解除群〉を比較した。解除群では細菌および真菌感染とSUB閉塞と重度膀胱炎が認められ、非解除群は軽度膀胱炎のみであった。解除群では尿管尿流が回復しSUB内の尿停留が起こり易感染状態と尿石析出に至ると考察した。尿管閉塞は自然寛解があるためSUBの必要性と適応の再検討が急務である。
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